2017年6月11日日曜日

Microsoft Edge build 16215 の変更点

Creators Updateが来たり来てなかったりしますが、Fall Creators Update に向けてビルド 16215が公開されています。いよいよ次のバージョンに向けて大量に変更が加えられてきました。とはいえ、IE に追いつこうとしていると言う面が強いかなぁ。

新しい Microsoft Edge 機能

タスクバーにお気に入りのWebサイトをピン留め: ピン留めされたサイトが戻ってきた!フィードバックを受けて、このビルドにおいてMicrosoft EdgeからWebサイトをタスクバーにピン留めできるようになりました。Microsoft Edgeの設定メニューから「タスクバーにこのページをピン留めする」を選ぶだけです。

Screen capture showing websites pinned to the taskbar from Microsoft Edge.
全画面モード(F11):このビルドでは新しくMicrosoft Edgeの全画面モードを提供しています。F11を押すか、設定メニューの全画面アイコンを選択するだけでWebサイトを全画面にします。もう一度F11を押すか、右上に表示される復元アイコンをクリックすることで、モードを抜けられます。
Screen capture showing the Full Screen button in the Microsoft Edge Hub
本への注釈: EPUB 書籍に4色、アンダーライン、コメントの追加といった注釈を付ける機能を追加しました。これをするには、テキストを選択して、メニューからオプションを選択します。
Screen capture showing an annotated EPUB book in Microsoft Edge
Microsoft Edge PDF改善:ハイライト色の追加とMicrosoft EdgeのPDFでコルタナに聞くオプションを追加しました。
その他の改善:

  • (新しく起動したときに表示される)Microsoft Edgeのスプラッシュページにより、開始と新しいタブページへの移行がスムーズになりました
  • JavaScriptダイアログが表示されたときにMicrosoft Edgeアプリの閉じるボタンを使うことで、直接閉じることができます
  • タブの右クリックコンテキストメニューに「タブをお気に入りに追加」オプションを追加した。これによりお気に入りにフォルダーが作られ、現在のウィンドウで開いているタブをそこに追加します
  • タブを開いたり、閉じたりするときに、新しいタブはタブバー上でよりスムーズにアニメーションします。セッション復元の振る舞いを改善していて、複数のウィンドウのMicrosoft Edgeセッションがある場合、(Eメールなどの)リンクがクリックされると、最後にフォーカスが復元されたウィンドウが新しいリンクに含まれるものとなります。

新しいWebプラットフォーム機能

新しいプラットフォーム機能:


  • 高度なイベントリスナー("once"と"passive")のサポートを追加
  • CSS object-fit/object-position のサポートを追加
  • CSS position: sticky サポートの追加

新しいJavaScript機能


  • ES2017 の Shared Memory とAtomicsがデフォルト(以前は試験的JavaScript機能フラグ)で利用可能になりました

開発者ツールの改善


  • DOM Explorerのレイアウトタブと計算タブをマージした
  • Ctrl-Shift-I で開発者ツールでの起動を追加
  • 親イベントリスナー
    • 親要素のイベントリスナーの検証
    • 要素イベントをはじめとした、イベントのリストまたは要素のリストを見るために、イベントまたは要素をグループ化
  • CSS At-Rules
    • スタイルタブで関連するアニメーションの@keyframesを表示するようになった(現在は読み取り専用)
    • スタイルタブで@supportsステートメントを表示するようになった
    • スタイルタブでそのセクションの@mediaを表示するようになった
  • コンソールの改善
    • カスタム入力フィルターの追加と全体フィルターの改善
    • コマンドライン入力がログビューのインラインになりました。Shift + Enter で複数行モードになり、Enter でコマンドが送信されます
    • ログ体験の最適化
      • 重複ログがスタックされるようになった
      • ソースが右寄せになった
      • 背景色が追加された
      • ログのカスタムCSSスタイルを追加
      • コンテンツはコンソールのビューポートにうまくフィットするようにラップされた
    • 表レイアウトでデータを視覚化する Console.table API のサポートが追加された
    • コンソールはVS Codeを強化する Monaco エディターの機能と特徴を活用します。これによりコマンドライン入力においてシンタックスの色付けとよりリッチなIntelliSense体験が提供されます。

WebDriver 改善:


  • WebDriverは"InPrivate"をtrueにすることで、Microsoft EdgeをInPrivateモードで起動できるようになった。

このビルドの既知の問題

Microsoft Edgeの既知の問題


  • Enterprise構成のPCにおいて、このビルドのMicrosoft EdgeではPDFを開けないことがあります。サードパーティーのリーダーかWindows StoreからReader appでダウンロードしたPDFを開くことで回避でできます。
  • Microsoft Edgeは高密度ディスプレイを持ついくつかのデバイスで誤ったスケール(より高いズームイン)でページを読み込むことがあります。
  • いくつかのPDFにおいて切り取られたビュー(ズームイン)で表示されることがあり、コンテンツの一部にユーザーがアクセスできないことがあります。加えてそれらPDFへの入力は、画面の誤った場所にされることがあります。サードパーティーのリーダーかWindows StoreからReader appでダウンロードしたPDFを開くことで回避でできます。

F12開発者ツールの既知の問題


  • コンソールがHTMLの評価をしない
  • コンソールでコマンドを実行したときにundefinedかnullの'$_'プロパティをゲットできない
  • コンソールの対象ドロップダウンで選択された対象は、ページをリフレッシュした後で空になる
  • コンテキストメニューのコピーをクリックしたときにコンソールアイテムがコピーできない
  • エラーソースをクリックすると(エラーが発生している場所の)デバッガにユーザーがリダイレクトされる